幕末期にいた隻腕の剣客、伊庭八郎を知っていますか。
心形刀流(しんぎょうとうりゅう)の達人です。
『MUJIN-無尽-』はその伊庭八郎を主人公とした漫画です。
※6巻までを読了した段階で書いてます
目次
伊庭八郎の成長物語
主人公の伊庭八郎は心形刀流の宗家の息子として生まれたが、
幼少のころは病弱で剣の稽古も行えず肩身の狭い思いをしながら
本を読む生活をしていました。
そんな八郎が少年時代にある出会いをすることから
少しずつ変わっていき剣の修行をはじめていきます。
そして、元服を機に剣の道に進むことを決意します。
そこから父の死や色々な出会いなどを経て
剣の腕だけでなく心身ともに成長していきます。
のちの新選組メンバーなど幕末に活躍する人物との交わり
新撰組になる前の 試衛館のメンバーや榎本釜次郎など
八郎の将来に関わってくるメンバーとの出会いと交流があります。
今後もいろいろな人物と関わっていくと思います。
勝海舟とか坂本龍馬との絡みも見てみたいです。
剣客同士の息の詰まる戦い
剣客が主人公ですから、剣術の試合もみどころになります。
試合での演出としては架空と現実のちょうどいいバランスに
なっていると思います。
沖田総司や山岡鉄舟などと熱い闘いを行います。
今まではほとんど試合ですが、今後は真剣での斬り合いが
増えていき、より緊迫感のある戦いになるのではないかと思います。
おわりに
現在、まだ完結していない作品のため、
作品紹介の中に予想が入ってしまい申し訳ありません。
特に2巻での八郎の父、伊庭軍兵衛の死に様と
その死を乗り越えて成長していく八郎の姿は
この作品の今のところの白眉だと思います。
今後が楽しみな作品です。